私は、小さい頃から病気がちな母と一緒に過ごしてきました。
母は喘息がひどく、何度も命の危機にさらされながら、それでも懸命に生きていました。
そんな母のために、父は空気の良い場所を選び、家族で海辺の町に引っ越しました。
母の体調が悪いときは、私がひとりそばにいて、できるかぎりのことをしていました。
母は心の支えとして宗教にも深く関わるようになって、その話を聞くことも、私の日常のひとつでした。
今思えば、ヤングケアラーという立場だったのかもしれません。
家のことに限らず、学校でもつらいことはありました。
いじめを受けたり、誰にも言えずに心の中でがんばるしかない日もたくさんありました。
それでも、人とのつながりを信じたい、あたたかさを忘れたくない――そんな思いを持ち続けてきたように思います。
だから今、こうしてカウンセリングの仕事をしています。
誰かにとっての「話してもいい場所」になれたら。
苦しみを抱えたままの心に、そっと寄り添える時間をつくれたら。
そんな気持ちで、ひとりひとりと向き合っています。
もし今、「このままじゃつらいな」「誰かに聞いてもらいたいな」と思うことがあれば、どうぞ気軽に声をかけてください。
あなたのことばで、あなたのタイミングで、ゆっくりお話ししてもらえれば大丈夫です。
ここは、安心して自分の気持ちを大切にできる場所です。
予約をする(空席確認)
水田 透のカウンセリングのご予約確認(24時間対応) ※お電話によるご予約は、 電話による予約方法(フリーダイヤル)でご確認ください。