心理カウンセラー 水田 透 (みずたとおる)のご紹介

水田透カウンセラー

【資格】

日本心理学会認定心理士

【好きなもの】

文化人類学、心理学、哲学、不思議な話、音楽、動物、植物

略歴

1979年 高知県生まれ
1980~1990年 小学校・中学校時代は南国市の海辺の町で暮らす
1990~2000年 高校で一度不登校になり、改めて別の高校に入学
その高校で親友に出会う
2000年~ 高校を卒業後、卸売業・小売業の会社に入社
2019年~2024年 放送大学教養学部教養学科(心理と教育コース)にて心理学について学ぶ。
2024年~ くれたけ心理相談室開設。

何故カウンセラーになったのか

子供の頃から、ひとのこころは、どうしてそう感じるのだろう? 宇宙の果てにはなにがあるのだろう? 小さなものはどこまで小さくなれるのだろう? 

と、いろいろと考えていました。 

なんでいじめる人といじめられる人がいるのだろう? なんで集団になると皆んな、それぞれの性格と違う事を言ったりするのか…? 自分とひとは違うんだろうか? 普通って何だ?

と、こころのことも考えていました。

大人に近づくにつれて、たくさんの本を読むようになりました。哲学とか文化人類学、宗教学、心理学、世界文学なども読みました。

青年期の私は、とても臆病で、誰かと話す事は得意ではありませんでした。実際に行動するという事はあまり出来なくて、それよりも、イメージや、物語の世界に入り込んでいたい人間でした。

それでも、だんだんと大人になり、その時の私は仕方ないという感覚で社会というものに関わるようになりました。

小さな仕事から始めて、一つのことが出来るんだなとわかると、次の少し大きな仕事をする。そのようにして、少しずつ私は仕事を任されて、その度にいろいろな人々と関わるようになりました。

私は以前の仕事の中で、たくさんの方に出会いました。

その会社には26年在籍していたので、その場所での顧客の方々、また一緒にお仕事をさせていただく方との関わりも、とても長い期間でした。

その間に、自分自身もそうですが、人々の喜怒哀楽も含め、いろいろな感情を経験しました。そのうちに、私は誰かとコミュニケーションをする事に臆病ではなくなっていました。

またこの期間に、人々が生きている長い間、ひとつの感情や思考、性格、こだわり、を維持し続けていく事は難しい事なのだなと、なんとなく思うようになりました。

人は産まれ育てられ成長し、青年期を過ごし、大人と呼ばれ、中年の時期に差し掛かり、老年期に入り、年老いて、人生を終えます。

この間のどこにでも、難しい時期があって、苦しみを経験したり、あるいは楽しさだとか、喜びを経験したりもします。

心理学を学びたいと思ったのは、その時間の経過によって、過ぎ去り変わっていく自分のありようを、ありのままに受け入れたいと思ったからかもしれません。

最近は家庭菜園をしていて、畑を耕したりします。

水田透カウンセラー

土の中で育てられる植物の根っこは、隣の植物の根っこと触れ合う事によってコミュニケーションをしていたり、足りない水を分け合ったりするそうです。

森林の樹木は、昼の長さと記憶によって季節の移り変わりを知るような時間の感覚を持っているそうです。考えてみれば、動物たちも、人間にはわからないいろいろなコミュニケーションをしているかもしれません。

人も昔から、誰かとことばを交わすことで、自分の苦しみを癒す営みを繰り返してきました。

心理カウンセラーという仕事は、小さな声を聴くことができる、大事な仕事なのではないかなと私は思っています。

よろしくお願いいたします。

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