心理カウンセラー 水田 透 (みずたとおる)の紹介

【資格】
日本心理学会 認定心理士
【好きなもの】
人類学/哲学/心理学/社会学/ストア派/唯識/ロードバイク/MTB/自然/音楽/植物/読書/占星術/宇宙
【好きなもの(人物)】
河合隼雄/ユング/村上春樹/カフカ/ボルヘス/中沢新一/井筒俊彦/テッド・チャン/荒木飛呂彦/五十嵐大介/黒田硫黄/松本大洋/諸星大次郎/奥野克己/南方熊楠/細野晴臣/藤井風
略歴
| 1979年 | 高知県生まれ |
| 1980-1990年 | 小学校・中学校時代 いじめなども経験 親の病を看病する事も |
| 1990-2000年 | 高校で一度不登校に 改めて別の高校に入学 その高校で親友に出会う |
| 2000年- | 高校を卒業後 卸売業・小売業の会社に入社 |
| 2019年-2024年 |
放送大学教養学部教養学科(心理と教育コース)にて 心理学について学ぶ |
| 2024年- |
くれたけ心理相談室開設
|
何故カウンセラーになったのか
人はときどき、
「どうしてこんなふうに感じてしまうんだろう」
「自分は、少しおかしいのだろうか」
そんな問いを、ひとりで抱えてしまうことがあります。
答えがほしいわけではないけれど、
誰かに急かされたり、正されたりせずに、
今の気持ちを、そのまま置いてみたい。
そう感じる瞬間も、あるのではないでしょうか。
私は子どもの頃から、
人の心の動きや、世界の成り立ちについて、
立ち止まって考えることの多い人間でした。
なぜ人は傷つき合うのか。
なぜ集団の中では、ひとりのときと違う振る舞いになるのか。
「普通」とは、いったい何なのだろう。
成長するにつれて、本を読むようになりました。
哲学、文化人類学、宗教学、心理学、世界文学。
答えを見つけたいというよりも、
問いのそばに、静かに居られる場所を探していたのかもしれません。
青年期の私は臆病で、人と話すことが得意ではありませんでした。
現実の世界で何かをするよりも、
イメージや物語の中に身を置いているほうが、安心できる人間でした。
それでも少しずつ大人になり、
「仕方ない」という感覚を抱えながら、社会と関わるようになりました。
小さな仕事から始め、ひとつできるようになると、
次の、少しだけ大きな仕事を任される。
そうして、少しずつ人と関わる時間が増えていきました。
以前の仕事では、26年間、同じ場所で働いていました。
その中で、たくさんの方と出会い、
喜びや怒り、悲しみや戸惑い――
人が生きる中で経験する、さまざまな感情に触れてきました。
気がつくと、
私は人と話すことに、以前ほど臆病ではなくなっていました。
同時に、人は長い人生の中で、
ひとつの感情や考え方、性格やこだわりを
ずっと同じまま保ち続けることは難しいのだ、
そんなふうにも感じるようになりました。
人は生まれ、育ち、青年期を過ごし、
大人と呼ばれる時期を経て、
中年期、老年期へと向かっていきます。
そのどこにでも、しんどい時期があり、
同時に、喜びや楽しさが訪れる瞬間もあります。
心理学を学びたいと思ったのは、
時間の中で変わっていく自分のあり方を、
そのまま受け入れたいと感じたからかもしれません。
最近は家庭菜園をしています。
畑を耕し、土に触れる時間が増えました。
植物の根は、土の中で隣の植物と触れ合い、
水分や情報を分け合っているそうです。
森の木々は、昼の長さや記憶によって、
季節の移ろいを感じ取っているとも言われています。
動物たちもまた、人にはわからない方法で
コミュニケーションをしているのかもしれません。
人もまた、昔から、
誰かとことばを交わすことで、
自分の苦しみを癒してきました。
心理カウンセラーという仕事は、
大きな声ではなく、
まだ言葉になりきらない「小さな声」に
そっと耳を澄ます仕事なのだと、私は思っています。
安心して、ありのままで。
うまく話そうとしなくても大丈夫です。
今のあなたの言葉を、そのまま持ってきてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
