登山
山は、一人で登るもの。
誰にも代わってもらうことはできない。
だけど、ひとりきりじゃない。
ふと隣を見ると、誰かがいる。
それぞれの足元に、岩があって。
それぞれの視界には、霧もかかる。
みんなが、自分の山と格闘している。
声は交わさなくても、皆同じ空の下にいる。
あなたの山は、あなたにしか見えない山。
誰かの山と比べることはできないし、誰かもそう。
怖くて、立ち止まる日もある。
そのときは、ゆっくりと、深呼吸。
足元の小さな石をひとつ、またひとつ。
一歩ずつ進むことで、景色はずいぶん変わる。
あなたの山と向き合うこと。
そこから、すべてが始まる。
辛いときは、空を見上げてごらん。
雲の間からは、光が差し込む。
夜になれば、その星々は何万年も昔の光。
それがあなたの目に届いてる。
誰かの手が差し伸べられる日もある。
その誰かも自分の山に登る足を止めて、
あなたを助けるだろう。
あなたも登ることが上手くなれば、
いつか誰かを支える者になるだろう。
それが寄り添うということ。
山を登るのは、あなた自身の物語。
その一歩一歩が、あなたの力になる。
だから、今日も歩き出そう。
あなたの山へ、あなたらしく。
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