つたわる

人が気持ちを分かち合えるときって、

実はとても静かな瞬間なのかもしれません。

深い関係や、強い絆があるときよりも、

たぶん「なんでもない関係」のとき。

役割も期待もなく、

ただ同じ時間にいて、

なんでもなく言葉を交わす。

その会話は、

何かを解決するわけでも、

気の利いた答えを出すわけでもありません。

それでも、

ほんの少し相手のことを想って、

言葉が行き交う。

あとから思い出して、

「ああ、あの時間、良かったな」

そんなふうに感じられることがあります。

特別なことは何も起きていないのに、

心のどこかが、

少しあたたかくなっている。

人と気持ちを分かち合うって、

きっとこういうことなのだと思います。

大げさじゃなくて、

さりげなくて、

でも確かに残るもの。

そういう時間が、

日常の中にあること。

それ自体が、

もう十分にやさしいことなのかもしれません。

投稿者プロフィール

水田 透
水田 透くれたけ心理相談室(高知支部)心理カウンセラー
相談者様の心にそっと寄り添い、少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。
心理カウンセラー 水田 透

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