弱さと、意味のなさと、身体の重さ

 

今日は、どんな一日でしたか。
いつもより心が重く感じたり、
なんとなく力が入らなかったり、
理由もなく「もう無理だ」と思ってしまう日もありますよね。

そんな日の心は、
言葉の意味を受け取る余裕を失ってしまいます。
誰かがかけてくれるやさしい言葉でさえ、
ただの音のように通り過ぎてしまうこともあります。

でも、そういう日は無理に立て直さなくて大丈夫です。
なにかを頑張って感じようとしなくてもいい。

ただ、静かな場所に座って、
自分の呼吸がそこにあることだけを感じてみてください。
吸って、吐いて──
その繰り返しだけで、今日を生き抜いていることになります。

静かな場所に、
あなたの呼吸だけがある。
それだけで、今日はもう十分なんです。

いまのあなたは、それ以上を求めなくていいんです。
休むことも、弱さも、意味のなさもすべて、
いまのあなたを守るために必要なことなんだと思います。

夜が深まるほどに、心もしずかにほどけていきますように。
今日はここまでで大丈夫ですよ。

投稿者プロフィール

水田 透
水田 透くれたけ心理相談室(高知支部)心理カウンセラー
相談者様の心にそっと寄り添い、少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。
心理カウンセラー 水田 透

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