それでいいのだ。

いまはもうない強い感情が、昔は確かにあって、

その気持ちを、いまは少し懐かしく思うことがある。

その頃の私は、その強い感情を、嫌なものだと感じていた。

どうしようもなくて、つらく、焦燥感ばかりが募っていた。

どうしようもないその感情を、良いものだなどとは、どうしても思えなかった。

男性はよく、大人になっても子どものようで、
承認欲求が強く、それは良くないものだと語られる。

けれど、エゴも、承認欲求も、
私はあってもいいと思う。

もうそれがなくなって、ただノスタルジアとして感じられるだけになるのなら…

それはそれで、少しつまらないとも思うのだ。

生きている時間は短い。

だからこそ、それとともに生きる、という選択もあっていい。

どんなかたちにも、正しい、ということはない。

ただ、ありのままのいまの自分を生きられたなら。

それでいいのだ。

投稿者プロフィール

水田 透
水田 透くれたけ心理相談室(高知支部)心理カウンセラー
相談者様の心にそっと寄り添い、少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。
心理カウンセラー 水田 透

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