失敗した出来事よりも 失敗した自分を責め続けることのほうが 心を深く傷つける 過ぎた出来事は 案外 もう責めていないのかもしれない
話さないのではなく 話せないことがある 言葉にした瞬間に 壊れてしまいそうなものがある 沈黙は 空白ではなく 守ろうとしているものの形なのかもしれない
遠回りだったと感じる時間がある もっと違う道があったのではないかと 振り返ることもある けれど その道でしか出会えなかったものも 確かにある
この人ならわかってくれる そう思える人に出会えることは 幸せなことだと思う だからこそ 理解されなかったと感じるときの痛みは深い 期待が大きかったのは 信じていたからであり 心を開いていたからでもある 誰の心にも 最後ま […]
反省とは 自分を責めることではない 責め続けたところで 過ぎた時間は戻らない 何が起きたのかを見つめ 何を大切にしたかったのかを知る そのために振り返るのだと思う
子どもの頃は なぜ何も言い返さないのだろうと思っていた 違うと思うなら ぶつかればいいのにと けれど 沈黙は従うことと同じではなかった 距離を置くこと 引き受けないこと 別の生き方を選ぶこと 言葉にならない応答もある 向 […]
「ほかに道はない」 そう思い込んでいるときほど、 視界は狭くなっている。 本当は選べることがあっても、 選べないように感じてしまう。 人を縛るものは、 鎖そのものではなく、 鎖しかないと思い込む心なのかもしれない。
若いころは、 お金がいちばん大事だと思っていた。 評価や実績だと思っていた人もいるだろう。 けれど歳を重ねるにつれて、 何を持っているかより、 誰と時間を過ごしたかのほうが 心に残るようになる。 時間は使うものではなく、 […]
洗濯物を干していると、 暮らしとは、 こういうことなのだと思う。 大きな答えはなくても、 乾いていく布のように、 少しずつ整っていくものがある。
植物を眺めていると、 急がなくてもいいのだと思う。 花を咲かせる日もあれば、 根を伸ばす日もある。 目には見えなくても、 育っている時間がある。