相談の地平

相談をする。

誰かに話をする。

 

それはとても自然な行為のはずなのに、

この社会では、意外と難しく感じられることがあります。

 

「これくらいで相談していいのかな」

「自分で何とかするべきじゃないか」

 

そんなふうに考えて、言葉を飲み込んできた人は、

きっと少なくないと思います。

 

でも、たいしたことじゃないと思っていたはずの出来事が、

ふとした瞬間に何度も頭に浮かんできたり、

理由ははっきりしないのに、気持ちだけが重くなっていくこともあります。

 

そんなとき、

煮詰まってしまう前に、

自分を少しだけゆるめておく場所があるとしたら。

 

言葉にならないままの気持ちを、

整理されていなくても、そのまま外に出してみる。

それだけで、呼吸がしやすくなることがあります。

 

カウンセリングが身近にある社会では、

人はそれぞれ、いろいろな気持ちのまま、

気軽に話をしに来ます。

 

大きな問題があるからではなく、

自分の安心や、心の静けさを保っておくために。

 

そういう役割を、

社会の中に自然に持っているということは、

とても素敵なことだと思います。

 

話すことは、弱さではありません。

自分を大切に扱おうとする、ひとつの方法です。

投稿者プロフィール

水田 透
水田 透くれたけ心理相談室(高知支部)心理カウンセラー
相談者様の心にそっと寄り添い、少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。
心理カウンセラー 水田 透
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