依存

依存していると分かっている
それはもう 薄々ではなく はっきりと

それがないと落ち着かないことも
一日の流れがどこか不安定になることも
自分ではよく分かっている
いつのまにか それは
「頼りにしているもの」なのか
「手放せなくなっているもの」なのか
境目が曖昧になっていた

やめたほうがいい理由なら
何度も考えてきた
頭では整理がついているのに
それを失ったあとの時間を
どうやって過ごせばいいのかが
どうしても想像できない

これは支えなのか
それとも逃げ道なのか
自分でも分からないまま
ただ同じ場所に戻ってきてしまう

やめられないのは
意志が弱いからでも
快楽に負けているからでもない
それがなくなったあとの自分と
向き合う準備が
まだ整っていないだけなのかもしれない

今日も
「やめたい」という気持ちを抱えたまま
その感覚と一緒に
静かにここに座っている

投稿者プロフィール

水田 透
水田 透くれたけ心理相談室(高知支部)心理カウンセラー
相談者様の心にそっと寄り添い、少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。
心理カウンセラー 水田 透

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