物語としての自分

「自分はこういう人間だ」と思っているとき、

その言葉の中には、これまでの出来事がたくさん詰まっています。

 

失敗したこと。

傷ついたこと。

誰かから言われたこと。

うまくできなかったこと。

 

そういうものが長いあいだ積み重なって、いつのまにか一つの物語になっている。

 

けれど、その物語がすべてではありません。

同じ一日を振り返っても、

別の出来事を思い出すことがあるでしょう。

 

あのときは何もできなかったと思っていたけれど、実は誰かのためにしていたことがあった。

 

逃げたと思っていたけれど、

本当は自分を守っていた。

 

そうやって別の出来事に光を当ててみると、

物語は少しずつ変わっていきます。

 

過去を変えることはできなくても、

過去の意味は、変わることがあるのです。

投稿者プロフィール

水田 透
水田 透くれたけ心理相談室(高知支部)心理カウンセラー
相談者様の心にそっと寄り添い、少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。
心理カウンセラー 水田 透

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