ずっと握りしめてきたものを

 

ずっと握りしめてきたものを

すぐに変えようとしなくていい。

それは、

それだけ大切にしてきた証だから。

話していく中で、

自分が何を握っていたのかに気づいたり、

少しだけ力をゆるめてもいいかもしれない、

そんな感覚が、自然と生まれてくることがあります。

執着は、悪いものじゃない。

それだけ大切にしてきたものがある、ということだから。

ただ、手の中でぎゅっと握りしめたままだと、

新しいものには触れられない。

差異は、あるものとないもののあいだに生まれる。

今握っているものを、ほんの少しゆるめたとき、

その隙間から、まだ知らなかった感覚が入り込んでくる。

手放すとは、何もなくなることじゃない。

空いた手に、何かが触れてくる余白をつくること。

その余白を、

一緒にゆっくり感じていきたい。

あなたのペースで、大丈夫です。

投稿者プロフィール

水田 透
水田 透くれたけ心理相談室(高知支部)心理カウンセラー
相談者様の心にそっと寄り添い、少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。
心理カウンセラー 水田 透

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