古い物語
幼いころに言われた言葉が、ずっと心に残っていることがあります。
「あなたはこういう子」
「そんなことは無理」
「もっと頑張らなくてはいけない」
そのときは、その言葉を信じるしかなかったのかもしれません。
けれど、長い年月が過ぎたあとも、その言葉に自分の人生を決めてもらわなくてはいけない理由はありません。
誰かが見た自分と、
自分が生きてきた自分とは、
少し違っていてもいい。
昔の評価から離れて、
今の自分の目で、
自分の人生を見直してみる。
すると、以前は欠点だと思っていたものが、
慎重さだったと気づくこともある。
弱さだと思っていたものの中に、
やさしさが隠れていることもある。
古い物語は、古い物語のまま置いておけばいい。
新しいページまで、
古い言葉に書かせなくてもいいのです。
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